2010年12月18日土曜日

器と語らう



大地を踏ん張り 天をいだくような
あるいは太陽への讃歌
あるいは月の光に照らされるしあわせ

そして共に生き行くひとびとの姿・・・

それは器の中に生まれた
年輪が語る物語

***

両手のひらで持つと
あたたかくて やさしくて うれしくて
旅立つ鳥を包んだ手のひらを そっと開いたような
そんな器に仕上がりました

ぬくもりを残して はばたけ

お返しに紡いであげる
はじまりの物語