2014年7月19日土曜日

らんちゃんの物語


7月19日(土)
上越・高田小町で行われたイベント「蔵の日。2014」 に伺いました


詳細は主催者サイト「蔵の日。2014」をご覧いただくとして


それは、ご存知、たびのそら屋の頼もしきスタッフだったらんちゃんが
お友達3人と共に企画した、弾き語りとライブペイントのコラボイベント

たびのそら屋の閉店は、私にとってはもちろん
らんちゃんにとっても、ひとつの終わりであり、新たなはじまりでした

16歳で出会ったらんちゃんが、二十歳を越え、自分の道を模索しながら
どんな素敵な大人になっていくのか・・・
それはご両親はもちろん、
らんちゃんの幼いころからを知る誰もが愉しみとするところでしたが

このイベントは、誰よりも頼もしき「絶対的サポーター」とも呼ぶべき才能の持ち主の彼女が
ついに初めて、自らが主役の舞台に上がること
言いかえれば、自分が主催して誰かを招くこと、に挑んだものだと思いました

比較的、大人たちに囲まれることの多かったらんちゃんが
自分の好きなことを、同世代の友達と共感しあいながら
自分(たち)の大切にしたいもの・志すもののために、行なったそれは・・・

それぞれが得意なことを持ち寄って
観て・聴いて・感じていただくことによって
見守ってくれる観客とともに「場」を創ること、
だったのではないかと・・・

そういう尊い場であったと
思いました



らんちゃんと私は、よく「親子?」とも、時どき「姉妹?」とも聞かれましたが (^m^ぷぷ
ちょうど20歳、違うのです

彼女が、新たに出会った仲間たちと、人生を一歩一歩、豊かに歩んでいく姿を
うれしくうれしく、垣間見させていただきました

同時に、思い浮かんだのは、たくさんの「そら屋な」女の子たち

それぞれがきっと彼女たちのたったひとつの物語を
きらきらと生きているのだろうと思うと

またいつか
その物語を聞かせてもらえる場を
創らなくてはねぇ・・・

などと思ったりしました

**********



会場ではたくさんの懐かしい方々にお会いすることもできました
おそらくみんな、らんちゃんたち4人、どなたかのお友達

「そら屋のお客様方」というより
こういう素敵な、かわいらしい方たちの集う場所として
そら屋は織り混ぜていただいていたんだなぁ・・・ と
改めて思い知ったり

2年近くぶりにお目にかかる方々
健やかに育った小さい方々の元気な様子にもお会いできたこと等々
本当にうれしく
全てらんちゃん(たち)のお陰です

改めて感謝でいっぱいの岐路でした



蔵の日。2014


はじまりのとき


白いキャンバスに、ふたりは何を描くのか


らんちゃんとあかねちゃんが描く傍ら、アミさんが自身の全曲ライブ


この唄が印象的だったので、収録音源を1枚
活動の一番古い時期のものだそうで
帰宅後に聴いてみると彼女の年輪や変化が感じられた気がしました


会場装飾を担当した ひなた。さんがウェルカムポジションに

ポストカードになっていたあかねちゃんの絵がまた
とても惹かれるもので


みんな素敵で目が離せません

ただただ目の前のことが素晴らしくて感動ビシバシで
ずっと観ていたかったけれど
会場もいっぱいなので入れ替わりがてら一度退出

らんちゃんのおかあさんから
彼女たちの出会い秘話などを聞きました

人生にとって重要な縁というのは、どこにあるのかわかりませんが
閃いたひとがつなぐ縁、というものには
かなり確かなものがある
ということは改めて


ランチを終えて戻ると、樹が!
人物を入れる担当はらんちゃん


終了時刻まではまだまだ時間があり
観客はますます増え、アミさんは唄い続けています

これからどんなふうに仕上がって行くのか・・・
この後の予定を投げ打ってこの場に居続けたい衝動にかられながらも
私は行かなくては

ぎっしりの会場に充ちた空気をしっかりたっぷり吸い込んで

何かをいただき
何かを託し

懐かしい人たちと笑顔を交わして


予定通り、寄りたかった知人らの所に立ち寄り
懐かしい笑顔と、またしてもミラクルな再会をいただいて

その日、早々に新潟に戻ったのは予定があったからなのですが
昼間の出来事と同じく、予想をはるかに越えた
素晴らしい出来事が待っていてくれました

それはまた、「風の町から」にて綴りましょうか

***

とりあえずのご報告としては・・・

風の町にてとうとう、私にとっての「たびのそら屋」に
出逢いました!


お店、という意味ではないです

大切なのは
つながることのできる場であったり、手を差しのべてくれるひとであったり
一歩踏み込んだ芯のところで共感できるひと、だったり
なのですよね。。。

そのご縁は、ルーツをたどれば、そら屋時代の出会いにあり
それはある意味ちょっと役得(?)

でも、「今」の積み重ねの延長に未来はあるのだから
あの日の積み重ねの先に今日の再会や出会いを招くことができるなら
あの日々をより一層、生ききったというもの


また元気にお目にかかれる日を楽しみに *^-^*



2014年4月23日水曜日

悔いなく生きることのできるしあわせ

風の町から」にも書きましたが、長野の珈琲日和さんの営業がいよいよ今月30日までとなり、最後にマスター夫婦に会いに行ってきました

「最後だから」と訪ねておきたくなるこの気持ち・・・
たびのそら屋閉店の折、近くの方々はもちろん、遠方からもたくさん駆けつけていただきましたが、こういうことだったのですね・・・  

も一回、会っておきたくなるよね
も一回、食べておきたくなるよね

そっかぁ・・・ いっしょかぁ・・・  

今になって、すごくわかります
・・・うれしいなぁ(/_;)

珈琲日和さんも、営まれて7年なのですって
始めたいきさつも終える理由も、日々の営業の中での出来事も、もちろんそら屋と同じではないのだけれど、自分たちで決めたひとまずの幕が、今大切にしたいもののためであること、
ここから始まる新たな暮らしがあって、場は一旦無くなろうとも、また思いがけないところで再会する喜びがあるということは、きっと一緒なのではないかと思います。。。

今日は最後の定休日かな… (返上して開けておられるでしょうか?
閉店まで残すところあと二日の今日はまだ、「お疲れ様」 には早いですね
最後の一日一日は、ほんとうにボリューミーなので^^:

泣いても笑ってもあと二日 (私もそんな気持ちで最後の日々の仕込みをしていました
たくさんの笑顔で充たされますように



で、今回またまたミラクルだったんです*^-^*

連日の大繁盛の中、伺ったのがちょうど奇跡的にできたご来店の区切れ目だったこと
そして店内におひとりだけいらっしゃった方が、ナント知人だったこと!
長野で私を名前で呼んでくれる人なんてほんの数人なのに、そのおひとりと今ココで会えちゃうかな!
仕込みに励んでいたマスターとにいなさんも手を止めて下さって、この顔ぶれでこの談笑・・・ この期に及んでこの上ない贅沢でした

思えば私、その知人(きなりパンのスタッフMちゃん)ともマスター夫婦とも、これまでほんの数回、それもちょこっとしかお会いしてないのです
なのにこんな風にくだけた話ができるというのは・・・ みんなが人懐こくておしゃべりだからというだけではなくて^-^: 
その間をつないでくれてた共通の知人が居てくれたから


そら屋では時々、「旅するコーヒー豆」=「旅コーヒー」と称して、お客さまが出かけた先で買ってきてくださったこだわりのコーヒー豆を、限定メニューとしてお出ししていました
多くのものが通販で手に入る時代ですが、言葉を交わしながら選んで手にした豆を、旅の香りと共に届けていただき、それをお客様と一緒にいただく・・・
すっかり旅に出れなくなった店主にとって、それは毎度大きな楽しみでした

珈琲日和さんの豆は、そんな「旅コーヒー」のひとつとして、時折、登場していました 
豆を長野から買って届けてくださっていたのが、そら屋のお客様であり、きなりパンさんのスタッフさんであり、珈琲日和さんを教えてくれた、つまりこの三点を結ぶひと・Aさん

どんな場でもさりげなく表に出過ぎず、それでいて誰よりも頼もしい彼女がつないでくれたご縁に、改めて感謝したひとときでした

その場に居なくても「居る」ひとって
居ますね*^-^*



しあわせです!悔いなし!


2014年4月6日日曜日

4.6 ミラクル

歩いている途中で、今日は「4月6日」なんだな~・・・ と気付きました

今年はそら屋生誕日のこの日より、4月1日という新年度の始まりの日を
いつになく晴れ晴れとした気持ちで迎えられて
そんなうれしい春の気持ちをどう書こうか (今年はあちらのブログの方にね) なんて
思いを巡らせていたのですけれど・・・
まさかの出来事が!
これはどうしたってこちらに書かなくてはなりません

ミラクルにもほどがある
というのはこれまでにも何度も思わされてきたことですが
やっぱりスゴイな、そら屋の神様
閉じてもなお、こういう贈り物を用意してくれるなんて


向かった先で目当ての品を買い求め、店内も狭いので早々に引きあげようとしたその時・・・ 「ん?」

!?!?!☆!☆!☆ 
そら屋のお客様でした~~~☆☆☆

おひとりでも、おふたりでも、よく来て下さっていたYちゃんご夫妻。まさかココで会おうとは!
聞けばこの春ご主人の転勤でこちらへ引越して来たばかりとのこと!!

すごい!
すごすぎる。。。




そこはいつも行くお店ではないのです
たまたまイベントが開かれていた今日だから、
贈り物にしたい目当てのお品があって、売り切れる前にと早めに行ったから
会うことのできたミラクルでした
「条件」 というのは用意されているのですね
すべきことを、すべき時にしていればいいのだと。。。

あーー☆ そうなのですね! 今わかりました!
そら屋ミラクル多発の方々の共通項って、ソレです!

今やるべきこと、今したいことを、「今!」やるの
そうすると歯車がきちんと噛み合わされるのですね~ そっか~。。。

帰路はみぞれ交じりの冷たい雨でしたが、気持ちホカホカ
嬉しい余韻でどうしてもほころんでしまう口元を、傘の下に包んで帰りました

****************

前にも書きましたが、おひとりでご来店くださっていたお客さまというのは、また一段と思い出深いのです
特に何を話したということが無くても、名前を交わしたことのない方であっても、ひとりでも行ける店、と思ってもらえていることが至福
思いおもいに過ごして下さる様子は、いつもこちらが励まされるものでした



Yちゃんもまた「転勤族の妻」な方のおひとり
いつも朗らかで、私の方が元気をもらっていたし、再会した今日も変わらぬ輝いた笑顔でしたけれども、数年を過ごすそれぞれの街を楽しみながらも、淋しい気持ちなどもきっとおありだったのかもしれないなぁ。。。 と
やっと馴染んだ上越を離れなくてはならなかった淋しさは、またあったのだろうなぁ。。。 と改めて・・・
 
それは、連れ合いさんがどんなに素敵な方で、二人どんなに仲良くあってもね☆
そう、ゴシュジンがまたイー感じの素敵な方なのです^m^
向こう向きに笑顔で1枚パチリとさせてもらいました*^-^*


私もこの1年半で、多少なりともそんな気持ちが実感としてわかるようになって、そういう方々が朗らかであったことの尊さを思い返したり、秘めておられたであろうがんばりに一段と敬意を抱き直したりする中での再会でした

皆様もきっといろんな「春」をお迎えですね
現状維持=継続、それもまた得難く、尊いことだと心底思いますし
心機一転、新天地で迎えることになった春もまた、エネルギーの要ること
出会いがあれば、やっぱり別れもあるかなぁ。。。

でも、こうして居所や、していることが変わっても
また時を経て、巡りめぐって再会できたりも、するのですね
前より近く、新しい関係になれたりも。。。

なんていうことを
お知らせしたくなった
ヨン・ロク ミラクル でした☆


それぞれの場所で、それぞれに
思い出深い、よき春でありますように ^-^/

2014年1月7日火曜日

新年のご挨拶を申し上げます

 
 
新しい一年がはじまりました
 
お鏡餅は元旦も早々にひびが入り
固いつぼみだった山茶花も二日と待たずに花開き
外は冷えているものの、まずまずの穏やかな空模様
今年はサクサクまいりますよ
と掛け声よろしく
 
こころ整い、天地と足並み揃う
清々しい正月です
 
 ***
 
師走から久しぶりに肉筆に励んでおり
ブログの更新は滞っていますが元気にしています 
幾日か後にまた綴り始めたいと思います
 
あ!当面は新ブログ「 風の町から 」の方を書いていきますよ~
 
今年はどんな日々を聞いていただけるでしょう *^-^*
皆さまの日々も聞けるといいな。。。
 
会えればしあわせ
会えなくてもつながった空の下
 
今年もどうぞよろしくお願いいたします 
 
 
2014 正月