2011年7月26日火曜日

ひぐちキミヨ「お餞米展」

今年も直江津祇園祭に合わせて開催中です



彼女のブログを見たらわかります

どれだけ祭りが、そして直江津の町が好きなのかって
そんな彼女が描くのだから・・・



展示会場は祭りの気配でいっぱいでした

丁寧に描かれた一枚一枚から
祭り人たちの熱気が溢れ出て・・・
というか、ひぐちさんのうきうきが伝わってきて
観ている顔がほころびます


お囃子が聞こえてきます
館内に流れているのはいつもと変わらぬ音楽なのに



直江津祇園祭は昔むかし、大災害を悼んで始まったのだとか。
町おこしとか観光という前に
本来の祈りと願いと、そこに暮らすひとたちの喜びが
今もしっかりと土台にあるように感じられるこのお祭りは
29日の「お餞米奉納」で締めくくられます。

今年はなんとなく祭り会場には近寄らずに過ごしていますが
海から聞こえてくる花火の音に耳を澄ませながら
変わらぬ日常にある喜びを思う夜でした。