2013年3月9日土曜日

出航

 

ようやく春めいてきました
まだまだ寒の戻りもあるようですが
晴れ日のごとに日差しの強さが増しているのを感じます

そら屋な皆さま
いかがお過ごしでしょうか

しばらくのご無沙汰でした
ようやく復活です
ようやく確かな 充ちてきた感です


* * *

どうにも

終わらず
始まらず

な日々でした

たびのそら屋の日々は
私にとってあまりに大きく、いとおしく・・・

そら屋につながるものに触れるのは
なつかしさよりまだ、せつなさや淋しさが大きくて

贈り物や手紙の箱を
開いては (いえ触れずとも)(ただ想うだけで)
胸いっぱいで 
また閉じたり (恋ですか・・・)(いえアホですね(-"-)


日常生活に必要なことは最大限にやりつつも
それだけ。 な毎日
それだけでもまぁなかなかチャレンジな日々ではあったのですが


みなぎらなかったのです 

終わらせるための力も
始めるための力も


引きこもっていたということでもなく
どんなに冷たい風の日でも、買い物には出て
せっせと歩いていたのですけれど

エネルギー源としては「空度(そらど)」が足りなかったかもしれません
日常エリアで見る空は、いつもビルの向こうの遠い空

商店のひとや、例えば美容室のひとなんかとも
特段しゃべりたくはなかったかもです
気持ちは籠っていたし、違うものを求めていたんだと思います


・・・嗚呼
それらを過去形で書けてうれしいです


こんなアホな日々も
3月の到来と共に終わりました

3月と言えばそう、確定申告
2月に早ばやと終わらせる人もいらっしゃるでしょうが
私は毎年3月半ばの締切り日ぎりっぎり

今回は、いつもなら年末年始にするはずの決算すら終わっておらず
これをしないわけにはいかないので
しぶしぶ昨年一年間のそら屋の日々を紐解きました

数字は物語ります

冬の日のこと
春の日のこと
夏の日のこと
そして
閉店を告知してからの激烈な日々のこと・・・

名残り惜しみに何度も何度も
遠方からも駆け付けて下さった皆様のこと・・・

(ねっ!そんなの簡単には触れられないでしょっ(>_<)

と、こうして書いているとまた感傷が押し寄せてきますが
決算作業の間は立ち止まっているわけにもいきません

そうして事業主としての務めをようやく終わらせ・・・

そう
それを終わらせたら、
始まりのラインに立てた気がしたのです

いえ手応えは、作業中に既にあったのだと思います
次に進んでいける手応えが



終わらせることは、必ずしもお別れすることではありません

お礼も出せずにいた方々に
ようやくお便りしようと思います

今日の日記もその1ページ

そうしてまた改めて出会えたり
つながり直せるものがあったならば

それがまた私の新たな宝物になるのだと
思えばわくわくする始まりです




人生は七色に輝いて