先週11月1日(月) 長野グランドシネマズで観てきました。
「かもめ食堂」「めがね」「プール」を作ってきたプロジェクによる最新作 「マザーウォーター」。
2年前の「めがね」の時も、10月1日(映画の日)が月曜だったので、思い立って
長野まで行って観たのでした。
「めがね」の中のテーマのひとつは「たそがれる」ということだったのですが、
登場人物たちのようには「たそがれ」られない自分にちょっと打ちのめされて帰って来たのを
覚えています。
今回も、どこか違うテンションの自分を感じて、もやもやとしたまま帰ってきましたが、
私にとっては、オール京都ロケのこの映画を長野で観る、ということに意味があったので
まあよしとします。
そんな想いも、またいずれ、書ければ。
3作品のスタンスは一貫しています。
答えは自らの中にある、と。
「あしたへは、ダイジなことだけもってゆく」 というキャッチフレーズに、
自分の内にあるダイジなものを、確認しに行った感じです。
大切にしたいもの
求めていきたいもの
今あるもの
今できること
すべてが移りゆくこと
流れていること
とても静かな映画でした。
言葉は少なく、愛しきものは多く、静けさの中の「音」が、印象的でした。
憧れや目指すべきカタチは、
映画やファンタジーの中ではなく、リアルな現実の中にあることを再確認したりもしました。
いつかまた時を経て観た時に、今とは違うものを感じさせてくれる予感が、すでにあります。
これからも、私は変わりゆくと思うから。
金色のパンフレットが入口横の本棚にあります。
どうぞご覧ください☆