2014年4月23日水曜日

悔いなく生きることのできるしあわせ

風の町から」にも書きましたが、長野の珈琲日和さんの営業がいよいよ今月30日までとなり、最後にマスター夫婦に会いに行ってきました

「最後だから」と訪ねておきたくなるこの気持ち・・・
たびのそら屋閉店の折、近くの方々はもちろん、遠方からもたくさん駆けつけていただきましたが、こういうことだったのですね・・・  

も一回、会っておきたくなるよね
も一回、食べておきたくなるよね

そっかぁ・・・ いっしょかぁ・・・  

今になって、すごくわかります
・・・うれしいなぁ(/_;)

珈琲日和さんも、営まれて7年なのですって
始めたいきさつも終える理由も、日々の営業の中での出来事も、もちろんそら屋と同じではないのだけれど、自分たちで決めたひとまずの幕が、今大切にしたいもののためであること、
ここから始まる新たな暮らしがあって、場は一旦無くなろうとも、また思いがけないところで再会する喜びがあるということは、きっと一緒なのではないかと思います。。。

今日は最後の定休日かな… (返上して開けておられるでしょうか?
閉店まで残すところあと二日の今日はまだ、「お疲れ様」 には早いですね
最後の一日一日は、ほんとうにボリューミーなので^^:

泣いても笑ってもあと二日 (私もそんな気持ちで最後の日々の仕込みをしていました
たくさんの笑顔で充たされますように



で、今回またまたミラクルだったんです*^-^*

連日の大繁盛の中、伺ったのがちょうど奇跡的にできたご来店の区切れ目だったこと
そして店内におひとりだけいらっしゃった方が、ナント知人だったこと!
長野で私を名前で呼んでくれる人なんてほんの数人なのに、そのおひとりと今ココで会えちゃうかな!
仕込みに励んでいたマスターとにいなさんも手を止めて下さって、この顔ぶれでこの談笑・・・ この期に及んでこの上ない贅沢でした

思えば私、その知人(きなりパンのスタッフMちゃん)ともマスター夫婦とも、これまでほんの数回、それもちょこっとしかお会いしてないのです
なのにこんな風にくだけた話ができるというのは・・・ みんなが人懐こくておしゃべりだからというだけではなくて^-^: 
その間をつないでくれてた共通の知人が居てくれたから


そら屋では時々、「旅するコーヒー豆」=「旅コーヒー」と称して、お客さまが出かけた先で買ってきてくださったこだわりのコーヒー豆を、限定メニューとしてお出ししていました
多くのものが通販で手に入る時代ですが、言葉を交わしながら選んで手にした豆を、旅の香りと共に届けていただき、それをお客様と一緒にいただく・・・
すっかり旅に出れなくなった店主にとって、それは毎度大きな楽しみでした

珈琲日和さんの豆は、そんな「旅コーヒー」のひとつとして、時折、登場していました 
豆を長野から買って届けてくださっていたのが、そら屋のお客様であり、きなりパンさんのスタッフさんであり、珈琲日和さんを教えてくれた、つまりこの三点を結ぶひと・Aさん

どんな場でもさりげなく表に出過ぎず、それでいて誰よりも頼もしい彼女がつないでくれたご縁に、改めて感謝したひとときでした

その場に居なくても「居る」ひとって
居ますね*^-^*



しあわせです!悔いなし!