2011年7月13日水曜日

からむし麺




先週、東京からお越しというお客様におススメのお土産を聞かれて
この暑さなので日持ちを考えながらいくつか挙げた中に、「からむし麺」をご紹介したのです。
「上越産ではなく十日町産なのですが、珍しいし、美味しいんですよ」と。
結果、何をお求めになったのかは、私には知るすべもなし・・・のハズだったのですが・・・

週が明けてご来店下さった珍しい方、Yさん。
別の場所での面識はあったのですが、ご来店下さるのは初めてです。
この方・・・ 「からむし麺」に携わっている方なのです。
観桜会でその商品の販売ブースにおられたのが最初の出会いでした。


聞けば、先日、取扱店である本町の「杉田味噌屋」さんに納品に行ったところ
からむし麺を求めに来られたお客さんがいて・・・と。
ちょうど欠品していたのだそうで、その商品をタイミングよく納品して下さったことがまずミラクル。
タッチの差で、品切れ・空振りもあったでしょうに。

それにしても(Yさんいわく)「こんなマイナーな商品をわざわざ求めて来て下さるとは一体・・・」
と聞けば「たびのそら屋で聞いて来た」と言うではないかと、
それで、Yさんはそのことをお伝えしに来て下さり、私はことの顛末を知ることができたのでした。
なんというつながり方。。。 うれしいなあ・・・

最初、そら屋ミラクルついに店の外まで!と思ったのですが、違いますね。
ハッキリわかります。
その旅のお客様こそが、いわゆる「持っている」人なのです。
必要とするもの、出会うべき人に、ちゃんと出会える人。
いい旅ができる人。
そういう方はきっと何処へ行ってもいいタイミングでミラクルをひき寄せているのです。

そら屋はそういう方々比率が高いのでしょうね。(それは誇れます☆)
ミラクル現場を見せていただける日々。。。
本当にしあわせです☆





Yさんからは、パッケージのこの言葉についても お聞きすることができました。
どういう意味を含んでいるのか、前から気になっていたのです。

折しも「雁木」について考えていたところ。
「からむし」を「雁木」に置き換えても成り立ちますね。

雪国という気候風土だからこそ育まれてきたものがたくさんあると
改めて教えていただいたひと時でした。