遅くに仕事を終えて、疲れているのに帰る気にもならず 、
少し遠回りをして帰った。
知人のアトリエ前を通ると、彼女が仕事をしているのが見えた。
折り返しもう一度前を通り、もう一度あかりの中の彼女を目にとめて
なんだか泣きそうだった。
彼女の生き様に、彼女と出会えたことに、
その尊さに。
そして願う。
そら屋の明かりも、誰かの帰路をそっと照らすものであれますようにと。
この町に彼女がいることが灯であるように
そら屋もこの町の小さな灯のひとつであれますようにと。
彼女のように、明るいたくましさで、まずは自らの足元を照らせるように
なろう。
春にらんちゃんのおばあちゃんからいただいたホタルブクロの花。
何かに似てると思ったら、スタンドのランプシェードだった。
おっきいねーさん明かりと
お日様たちに照らされて育つホタルブクロ。
今は未だこんな感じだ。。。