本日、抜糸をしていただきました。経過はバッチリ☆
「回復が早いです」というセンセイの言葉に気を良くして、俄然身軽に、元気になった帰路でした。
でも、この回復は間違いなく、皆さまのお陰です☆
休み明けの先週前半は、まだ傷も痛くて口が開かず、しゃべるにも笑うにも少々難ありでしたが、
術後を心配して早速に顔を見に来て下さった方々、
「行くのは週末くらいにしておくね」と気遣って下さった方々、
開かない口にも入りそうなものを差し入れていただいたり、
休み中にご来店下さった方々が早速に出直して下さったり、
それぞれのお気持ちが本当にうれしく、ありがたく・・・
本当にたくさんのお客様にご心配をいただき、うれしい再会をし、
おちょぼ口の「オホホ笑い」が妙に知人らの笑いを誘うので、つられて笑って痛がりながら、また笑い・・・
もう「これだけの皆さまに見守っていただいてたらどんどん回復するよね!」
とただただ心強く、日々の回復を実感しながら過ごした一週間でした。
ひとの想いってすごいな・・・と、思います。
見守るちから。 看護るちから。
本人の治癒力を確実にアップさせるちからが、たくさん降り注いでいるような、
やさしい想いにふくふくと身を浸しているような、そんな感じです。
嗚呼、しあわせ。。。
感謝です☆
2010年8月31日火曜日
お陰様で回復しています
2010年8月27日金曜日
旅の記憶
2010年8月26日木曜日
杏仁ふるふるプリン・桃のコンポート添え
2010年8月24日火曜日
(火曜日)朝市・買い出し・仕込み三昧
病院の先生に術後の休み日数を伝えた時、「ギリギリですね」と言われましたがその通り!
ギリギリなんとか行けそうです☆
調理に支障はありませんが、まだ少々お口が開きません。
無口気味だとしても、一応元気ですからご安心下さい。
日毎にどんどん回復します☆
手応えある状態に至るまで、いましばしゆるっとまいります。
予告なしに早じまいする日もあるかもですが、どうぞご容赦ください。
2010年8月23日月曜日
(月曜日)経過順調
まだ少々おちょぼ口ですが、味覚は大丈夫と思われます。
病院での抜糸は来週の火曜日ですが、
夕方、かかりつけの診療所の先生に経過を見ていただき、「順調な回復」との所見をいただきました。
心配していた化膿やドライソケットも、今のところ問題無し。
患部を鏡で見せていただき、随分手前まで開いていたのだと、痛む範囲の広さにも納得。
(歯の生え方や、神経との位置関係で、最善の策を取って下さってのことです。)
気掛かりだったことを聞いて、今後気をつけるべき点を教えていただき、大きくひと安心。
「病は気から」
センセイが大丈夫と言って下さればもうダイジョウブ☆
私も安心して、成すべきことを成しましょう☆
ご心配いただいている皆さまに
取り急ぎ経過のご報告にて。
再見☆
(日曜日)見えないところで
と、思っているのは私が意識できるほんの一部の意識だけで
あとのみなさん全て承知で、成すべきことを成しているのだね
細胞たち、ありがとうありがとう。
***
口はだいぶ開くようになったけれど
あまり良い変化の無い腫れと痛みに少々焦りを感じた朝でした。
愉しき美味しきお誘いをいくつか断り、今日もおとなしくデスクワーク。
夕方、用あって知人を訪ねたところ
彼女もまた頬を腫らしておいでで、私の一日前に別の手術をされたのだと。
「治り出したら早いし、気が付いたら治っているわよ」と思い切り力強い励まし。
なるほど。会うべき人に会うようにできている。
いろんなことが、万事うまくいくように思えました。
2010年8月22日日曜日
(土曜日)ひきこもる
痛みは幾分軽くなったので、痛み止めは飲まず、
朝・昼の食事は再びやわやわしたもののみの摂取でおとなしく、
今日は誰とも会わずしゃべらず、デスクワークをして過ごします。
じっとしている分には意外と回復も早いように感じていましたが、
夕方、そら屋の水やりに出かけたら・・・車の振動が響きます。。。
顎の付け根からこめかみまでズキズキ。
昨日は痛み止めのお陰で外出できたということに今更気付き、早く帰って、食べて、クスリ!
一回に食べる量は極めて小食になりましたが、
久々にちょっと味のあるものを、と夜ご飯にポテトサラダとコロッケを買ってみましたが・・・
サクサクの衣が、不可でした。。。
ということで、明日も茶碗蒸し。
(金曜日)青春18切符
すでに高田まで来ていると聞いたのは前日の夜のこと。
18歳、初めての一人旅。 サプライズでたびのそら屋を訪れたかったのだと。
嬉しいなあ。。。 そうとあれば寝込んでいるわけにもいきません。
前に会ったのは7~8年前のこと。
10歳だった藍ちゃんはどんな風に育っただろう・・・
9時半に高田駅前で待ち合わせ。
しゃがみこんでいるフリフリでコテコテのイマドキの女の子が目に入り、まさか・・・
と思ったらその向こうに、スポーティーでダークカラーないでたちの女の子がもう一人。
嗚呼、もう目がジンワリだ。再会の喜びを満面で表わせないのがもどかしい。
笑うとお口が痛いのヨ。
そら屋に寄ってから高田城公園へ。
私はお堀端の木陰のベンチでボ~っといい時間。
この夏はまだこんなふうにゆっくりと蓮を眺めてなかったなあ。
「ソフィー」さんで昼食を買い、昨夜から食べたかったプリンも買って、
金谷山の展望台へ。
口は痛いが案外お腹は空いて困る健康なワタシ。
一日ぶりの術後初固形物は、ソフィーさんのミックスサンド。
が・・・あれ? もう一回口元に持って行くが、あれっ??
ほんの小さなひときれが口に入らなくて思わず笑う。
よいしょっ、と口を開けるのをがんばるのは初めて。
でもしっとりとやわらかいサンドウィッチは美味しくて、ちょっと元気出ました。
そして直江津の海へ。
海に来るのも久しぶり。
そら屋がお休みだったのは残念だったけど、こうして藍ちゃんとドライブできてよかった。
ハラハラしながらも、自分にとって必要なものを見つける楽しみが、きっとあるよ。
お守りはソフィーさんのラスク。
ちょっと心細くなっても、カリカリサクサクかじってたら元気出るからね☆
藍ちゃん、訪ねてくれてありがとう。 遠くない未来で、また逢いましょう☆
2010年8月20日金曜日
2010年8月19日木曜日
2010年8月18日水曜日
(水曜日)食・読・寝・書・読・寝・食・書…
夕方、店のミドリたちの水やりに出た以外、家でゴロリンの贅沢な一日。
休み前までのシゴト疲れと、妙高歩きの旅疲れと、結構な残暑の夏バテとで、
ダ~ルダル~の~ね~むねむ。
そんな時に無理に動かなくていいしあわせ。
昨晩から、図書館で借りた5冊に一気に目を通し(読みやすい実用書なのでサラリと)
いよいよ早く読みたかった手元の本を。
夏に読むのに一番ふさわしいと思って妙高に持って行ったものの読めなかった本。
重松清 著 『きみの友だち』
読み終えたらエルマールで開催中の「うみてん」に行こうと思っていたのに
目ぇ、ぱんぱん(+_+) ムリでした。
重松さんには、ほんとうによく泣かされる。
たいせつなことを思い出したり、気付かされたり、かけがえのないものについて考えたり
泣くほどに、それらのはかなさや、強さや、小さい自分を突きつけられる。
でもそこには必ず希望があるから、だから彼が紡ぐ物語が好きなんだと思う。
1ページ読むたびに鼻をかまないといけない章もあったりして。
今読まなくても手術後数日間はいくらでも読めましょうに…とも思っていたけど
先に読んで正解でした。
術後は、こんなに頭に血が昇ったり、鼻水チーン(>_<) って顔に圧力かけちゃ
きっとマズイはず。
写真は昨年、両親と鮫が尾城に登った時の空。
物語に出てくる由香ちゃんが探していた「もこもこ雲」は
きっとこんなんじゃないんだろうけれど
友だち・恵美ちゃんと同じ。一緒に探したいキモチ。
由香ちゃんはきっと、う~んちょっと違うけどこれもいいね、って
まあるく笑ってくれる。
(火曜日)旅そして家路
池の平のいもり池は、咲き誇る水連の花が一瞬の別世界を。
こどもの頃もこうだったっけ?と思っていたら、「上越タイムス」に紹介記事があり、
近年繁殖したとのこと。
高田公園のお堀の蓮もいいけれど、こちらもまた清楚というか、かわいらしくて、
あの葉っぱにちょこんと乗れるお姫サマになりたいキブン。。。
なんていうのは、こどもの頃には思わなかったことで、
お姫様願望ゼロのように育てられました。
まあ、葉っぱから葉っぱへびょんびょんいけるのはカエルのお姫さまだわね。。。
と、どこかひんやり、シビアなように。
しかし、カエルちゃんもわるくはなかろう、と思えるような可笑しさもまた
育っております。
◆若干2名の友へ・画像には写ってないからね~ 一匹も見かけなかったよ~
ほんとだって。 あ、もう文字がいや?(-"-)へいへい
燕温泉から惣滝が見える展望台へ。
もっと近くから見える場所へは、道が崩れて行けなくなったのだとか。
昨日の疲れもあって、今日はこのくらい登ってくるくらいがちょうどいい。
昼食は杉の原方面に戻って、きのこ屋さんが営む「たかさわ」さんのお蕎麦を食べ
(ナイスビューもお店の方々も、実に気持ちがよくて、おススメです☆)
宿でもう一度温泉につかり、妙高高原駅から私だけひと足お先に家路につきました。
久々に乗る電車。
穏やかなホーム、まばらな乗客、ドアが閉まるプシューっていう音、がたんごとん、レールが軋む音。。。
ほんの40分程度なのに、旅の空気。。。
持ってきた本が予想以上に涙腺を刺激するので、読むのをやめて、少し眠り
自宅最寄りの高田駅から、雁木沿いに歩いて帰ります。
7年住んだ高田の町は、もう妙高や長野とは違う、私にとって家路の終点、
帰りつく風景になっていました。
傾きかけた日差しはまだ熱を帯びているものの、
雁木の下を吹く風はもう、少しやわらかくなっていました。
(月曜日)家族大集合
この夏は私が帰省しない代わりに、妙高高原で集合することになりました。
妙高行きは兄のリクエスト。
小さい頃の夏休み・冬休みに、よく家族で行った妙高・池の平のお宿。
4人で旅行するなんて、いつ以来かな。
私は1泊だけ、両親と兄は2泊して、食卓を囲み、散策し、
歳をとっても相変わらずだね…っていう各々が発揮するマイペースっぷりもまた
愉しい時間でした。
初日のお昼は妙高手前の二本木で、念願の豊岡精肉焼肉店へ☆
日頃は粗食・草食気味なのですが、抜歯後しばらくはそれ以上にさみしい食事(-_-)と思うと
お陰様で抜歯前の食べおさめ!大満ぞ~く☆☆☆
何度か来ている戸隠も、奥社まで行くのは初めてのこと。
そして最後のひと登りに息を切らしてたどり着いたお社のひとつ、九頭龍神社の神様は、
。。。これはやっぱり・・・呼んでくれたのかなあ・・・神様。。。
愛しの妙高山が見えたのは夕方のほんのひと時だけだったけれど、
山も意外と暑くて、このくらい曇っていてくれたことが、むしろ私にはさいわいでした。
上越に来て8度目の夏。これまでで一番、元気な夏です。
杉の木立の中を一歩いっぽ歩きながら、汗をかき、息を切らしながら、
感謝、感謝☆
2010年8月14日土曜日
感謝
今朝は早目に起きて、お墓参りに。
この町、上越・高田には母の実家があり、それもお寺さんなのですが、
あんまりちゃんとした信心・作法の備わってない孫でして、申し訳ないです(*_*;
それでも近年は歳と共にお参りの心掛けも変わってきました。
今年のお盆は実家に帰らない分、こちらでちゃんとお参りを。
でも…
空の上は一緒なのだろうか…と、向こうのおじいちゃん、おばあちゃんたちのも一緒に参っちゃ…
やっぱだめかな… ゴメンナサイ(+_+)
ここに通ったわけではないのだけれど、小さい頃から馴染んだ風景。
夏休みの校庭、っていうのは、なんとなくせつなくて、なつかしい。
墓地に立つこの樹も
私が小さい頃からあったんだなあ。。。
時々しか来ない私のことも、多分ずーっと見ていてくれていたんだなぁ。。。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
このところ、そら屋の夏休みを前に、しばしのお別れにと来て下さる方々、
ブログを見て手術の励ましに来て下さる方々の、うれしいご来訪が続きます。
(今日は「桜の頃に偶然寄って良かったから」と東京から再訪して下さったご夫婦もおられました☆
うれし~~~☆)
そうして休み前のあいさつをしていると、
休みが来る安堵感より、しばらくみんなに会えない淋しさの方が勝ったりして。。。
休み明けの再会が早くも待ち遠しかったりします。。。
それは、なんというか・・・ しあわせです。
彼岸のWおじいちゃん、おばあちゃん、先祖の皆さま、此岸の皆さま・・・
いつもありがとうございます。
感謝です。
2010年8月6日金曜日
ともしびのひと
遅くに仕事を終えて、疲れているのに帰る気にもならず 、
少し遠回りをして帰った。
知人のアトリエ前を通ると、彼女が仕事をしているのが見えた。
折り返しもう一度前を通り、もう一度あかりの中の彼女を目にとめて
なんだか泣きそうだった。
彼女の生き様に、彼女と出会えたことに、
その尊さに。
そして願う。
そら屋の明かりも、誰かの帰路をそっと照らすものであれますようにと。
この町に彼女がいることが灯であるように
そら屋もこの町の小さな灯のひとつであれますようにと。
彼女のように、明るいたくましさで、まずは自らの足元を照らせるように
なろう。
春にらんちゃんのおばあちゃんからいただいたホタルブクロの花。
何かに似てると思ったら、スタンドのランプシェードだった。
おっきいねーさん明かりと
お日様たちに照らされて育つホタルブクロ。
今は未だこんな感じだ。。。
2010年8月5日木曜日
第5回 Blue Sky Project 国際美術展
いろんなカタチの思いを前に、自身の思いと向き合う毎夏のひと時。
お帰り前には受付横で販売されているポストカードもお見逃しなく。
裏面にちょっと工夫があって
咲いたり、羽ばたいたり、泳いだり、育ったり…
するんです。青空に。
こんな素敵なポストカードを一体どなたが?と聞けば
パッケージクラフト作家の高橋和真さん☆
嬉しいビンゴ☆よくぞ聞いたね。えらいぞジブン。
高橋さんの隠れファン(なぜ隠れる^^:)としては作品ももちろんチェック済み。
出展作家さんの名前が羅列されたDMを用いた
「積み重なる繋がり」
こういうのが好き。
未来への不穏な思いではなく、
足元を照らす確かなる光を、
希望の発展形を、みる。
左)北岡真澄さん「兆し」
右)池水慶一さん「Think Blue」
破壊への不安にとらわれず、Peacefulを育み羽ばたかせるアクションを
とれるか。
上越市・高田図書館市民ギャラリーにて8月8日まで
今後もネット上では開催するそうですが、実展示は今年で最後です。どうぞお出かけ下さい。
※主催者さまにはブログ掲載をご快諾いただいておりますが、
ご覧になられた作家さま、不都合がございましたらどうぞご一報ください。
2010年8月3日火曜日
夏休みのお知らせ
caféたびのそら屋は、8月16日(月)から24日(火)まで、お休みさせていただきます。
お盆は通常営業いたします。
上越に帰省のひと時に、あるいはいつも通りのお仕事の合間に
ほっとひと息、どうぞお立ち寄りください。
お休み前の15日(日)は、売れ切れじまいとさせていただきますので
夕方以降のご来店は、どうぞご注意ください。
さて、いよいよカウントダウンです。
夏休み中に「親知らず」の抜歯の手術をいたします。。。
横に生えているため、手術も術後もちょっとタイヘンらしく
それで今年の夏休みは例年より長いのですが
手術は信頼できるセンセイにお任せするとして
術後の痛みとシゴトへの影響はいかほどか。。。
と思って今日まで延ばしてきましたが、今年はね、もうがんばるんです!
味覚・衛生の面で、お客様にご迷惑のかからない状態で再開します。
人生初のメス&しゅじゅちゅ。。。ひ~~
Xデーは19日
多分経過報告兼泣きゴト書くと思います
それで痛みが紛れるならと思ってどうぞ読んでやって下さい(T_T)
早くも泣
いやいや!驚異の回復力を発揮しますとも!
きっと楽勝☆
。。。(T_T)
2010年8月1日日曜日
やさしい絆
おともだちって、なんだか空気が一緒です
あれはいつでしたか
一人になった店内で、珍しくクラシックをかけたのでした
そこにおひとりご来店
この曲じゃ静かすぎるかしら…と案じていたら
「カザルスですか?」とお尋ねになりました
特別な想いがおありのようでした
それからカフェラテをお届けして
私は仕込みの切りものを
特別言葉を交わすことなく、それぞれに
チェロが奏でるバッハに身を浸したそのひと時は
この5年間の中でもとりわけ印象的な
静かで、やさしい、そら屋の時間で
私は多分、ずっと忘れないです
***
そのお客様が「ウメハラさん」だとわかったのは、ご友人であるスタッフ・ミホさんのお陰。
お客様との出会いがご縁なら、スタッフさんとの出会いもご縁で
スタッフさんからいただくご縁もたくさんあります。
偶然の一期一会があれば、確かなる絆で結ばれた縁もあり
この方々をつなぐのは、朗らかで、やさしい絆であるように思います。
ウメハラさんが県外へ転居されても
空がつながっているように
この方々もやわらかく、はるばると、つながっているのだろうなと思います。
そんな絆の一端に触れさせていただけたこと
そら屋でお会いできたこと
感謝です。