と~っても疲れた1週間。
それでも行きたかった平野さん展。
空は穏やかな晴れ。いい道中。いいお休みでした。
高速道路沿いの山は、ようやく冬から目を覚ましたところ。
寝ぼけまなこでまだボサボサな、寝起き直後みたいな山々でした。
昨春、5月にこの道を通った時のことを思い出します。
どんなに長くて厳しい冬でも、春はちゃんと来るのです。
あとひと月もすれば再び勢いよく芽吹きだし、また高らかに笑う山に会えるでしょう。
長岡の田んぼにはまだ残雪。
この度もちょうど白鳥の下をくぐれて、またもやご機嫌。
間もなく北へ帰る彼らとはしばしのお別れ。次に会えるのはまた来冬です。
めぐる季節は、春も冬も、それぞれにいとおしいです。
ギャラリーmu-anさんのエントランス
道に面していますが、わかりにくいかもしれません。
この画像も目印としてはなんのお役にも立たない感じ。
何を狙って撮ったやら・・・
道路の向かい側に駐車場があります。
これまた・・・ 個人的な高揚感です^^:
作品集はそら屋カウンターにありますが
心ひかれる方には、ぜひ実物をご覧いただきたいです。
あの空間がいいのです。
作品と自分との距離。
言葉と作品、言葉と自分との距離。。。
手元で改めてゆっくりじっくりかみしめたくて、作品集を求めるのですが
空間で、実物を前にして感じるものとは、当然ですが随分違います。
「間」というものの持つ意味がよくわかります。
あの空間で向き合うことに、とても意味があるように思います。
そしてやっぱり・・・
空間、「ギャラリー mu-an」のあるじ・立見さんとお会いすることが
アンテナの感度や深度に大きく作用するように思います。
立見さんから作品のことなどを伺った後、再び改めて展示物を拝見し
いつまでも浸っていたい気持ちに区切りをつけて、私は私の成すべきことに向かってゆくべしと
名残惜しくも手を振って、表に出た時にはもうとっぷりと。。。
天には満ちていく月がありました。